きっかけは あるテレビ番組です。
それは今から数年前、バラエティ番組で池の中に鉄棒を作り その鉄棒に挑戦者がぶら下がり 最後に勝ち残った人が勝者で賞金が出る、というコーナーがあったのです。
大体皆5分も もたずに落ちてしまうのですが、その中で ある少年がとんでもない技で並いる大人達を次々に打ち破って優勝したのです。
その技とは・・・「鉄棒に片手でぶら下がる」こと!
まずは普通にぶら下がり、キツくなってくると右手だけでぶら下がり その手がもたなくなると左手に持ち変える、というのを交互に続けるのです。
元々 鉄棒のぶら下がりは体重の軽い人が有利なのですが、この少年は「この方法を使えばいくらでもぶら下がっていられる」と豪語しておりました。
この技 正座にも応用出来るのでは?と思い正座時に身体の重心を左右交互にかけてみる という実験してみると、ある程度ですが確かに効果はありました。
その方法を知人に教えたところ、その知人は「まったく効果がない」と言うので どういうふうにしているのか実際に見せてもらうと・・・
その知人は確かに下半身は右に体重をかけているのですがバランスを取るためか上半身は左に傾けていたのです。
これでは全く意味がありません。
重心を左右にかける時は必ず上半身と下半身共に同じ方向にかけてください、劇的な効果はありませんが幾分かは楽になるはずです。
ところで、皆さんは「ナンバ」というのを御存知でしょうか?。
普通 人が歩くときは上半身と下半身を逆方向にひねりながら歩くのですが、右手と右足 左手と左足を同時に出しながら行動することを「ナンバ」というのです。
陸上の末續慎吾さんが「ナンバ走り」を取り入れたことが一時ニュースになりましたので知っている方もおられるでしょう。
ナンバが効果を発揮する実例としては「土を掘るとき」「餅をつくとき」「ノコギリを引くとき」また歌舞伎の「六方」や 相撲の「鉄砲」「すり足」もナンバです。
正座時に重心を左右にかけるこの方法も この「ナンバ」であると言えるでしょう。